歯医者は、お口の中を全般に診療します。歯と口腔の健康は、全身の疾病予防と重症化を防ぎ、健康状態を保ちます。歯は、乳児の頃から生え始め、各ライフステージで適切なケアが必要になります。自宅でのケアはもちろん、乳幼児健診では歯の状態もチェックし、歯磨きの指導などを行います。

小さい頃からの歯磨きの習慣は、強くきれいな歯を保ちます。歯医者は、お口の健康を守るエキスパートとして、誰もがしっかり噛め、健康に過ごせるよう、サポートします。歯医者に通うきっかけは、虫歯ができてしまったからという人も多いでしょう。歯医者は、歯の状態を丁寧に診察し、患者にとって、どの治療が適しているか考えます。

むやみに削るのではなく、患者に負担が掛からない治療を提案することで、納得して治療を受けてもらいたい。また、残せる歯はなるべく残したいと思ってます。カウンセリングに時間を掛け、患者の不安や疑問を解消して気持ちをリラックスさせることも大切にし、肩の力を抜いた状態で治療を始められるよう努めています。歯医者に通うことができない人の為に、訪問診療をするところもあります。

訪問診療は、歯の磨き方や入れ歯のお手入れなどの口腔ケア、入れ歯の修理や作製、歯石・歯垢の除去などを行います。また、院内をバリアフリーにすることで、身体の不自由な人や障害を持つ人にも安心して通院ができるよう、配慮しているところもあります。今や歯の悩みは1人で抱え込むのではなく、必ず自分に合った治療を受けることができます。