歯科治療は急速に高度化していて、昔はとてもできなかったような治療まで実用化されるに至っています。インプラントはその代表的なものではないでしょうか。単純にインプラントをするのであれば、日本の多くの歯科医院でしてもらうことができます。さらにそれだけではなくて、新しい種類のインプラント治療も続々開発されているのです。
オールオンフォーという治療法が欧米では有名になっています。これは、四つのボルトですべての歯を支えてしまおうという手法であって、人体に軽微なダメージしか残らないので総入れ歯の老人がインプラント義歯に入れ替えるときによく利用されています。老人の場合は顎の骨が溶けてしまっていて、正常に手術ができないこともままありますが、そうしたときにでも、骨を造成する手術をしてからインプラントにできるので諦める必要がなくなりました。より耐久性の高い素材が開発されているので、長く使える点も進化した部分でしょう。
矯正の世界でも小さなボルトを口内に埋め込んで圧倒的に治療期間を短縮するという試みがなされています。今後もさらに進化は続いていって、多くの人の健康に寄与すると考えられていますから、歯についての悩みは近い将来ゼロになる可能性すらあります。なぜなら誰もが義歯生活を送ることができれば、もう虫歯や口臭といった悩みは持たなくてもいいからです。メンテナンスも特別面倒ではないので、気にせず生活ができるので最高です。